サステイナビリティの歴史について。サステイナビリティという言葉は、1987年にオクスフォード大学の発行したthe World Commission on Environment and Development (*1)のレポートの中でうたわれた考え方とのことです。平たく言うと、人類は、将来世代のニーズも満たしつつ、今の自分達のニーズを満たすことができる能力がある、ということでした。
ここで思ったのは、2つあります。
一つは、歴史が1987年から、2022年までの35年と短いということ、もう一つは、人類が、今、未来、の両方のニーズを満たす能力がある、という、能力の話をしているということ。
歴史が短いのは、考える必要性がでてきたのが最近であるということで、つまり、今後の発展可能性が高い、という希望を表していると僕は思います。
また、能力がある、ということも、人類ならサスティナブルに活動していける、という、これも希望を表していると思います。
解釈は、人それぞれですが、明るい解釈をして、1987年の論文における、人類の能力がある、ということを証明したいです。
(*1) World Commission on Environment and Development, Our Common Future (Oxford: Oxford University Press, 1987). Part I, Section 3.
“humanity has the ability to make development sustain- able to ensure that it meets the needs of the present without compromising the ability of future generations to meet their own needs.”