試験の概要や、勉強法のより具体的な解説をこちらの記事でまとめています。
徹底解説:FSA Credentialの具体的な勉強方法・勉強時間
今回の記事は、上記でまとめたものから、より具体的なことと、資格の先を見据えることについて記載しました。
FSA Credentialの勉強方法 資格の先を見据えることの大切さ
300ページあるテキストに対し、標準時間が30時間の勉強、ということは、1日10ページの学習となります。
ですが、復習や記憶の定着を考えると、1日10ページという計画は、現実的ではありません。
そして、30時間は、余りに短い気がするので、テキストの中でも、強弱があるのでは、と仮説をたてます。
そこで、サンプル問題が40あるので、その問題を分析しました。
分析方法は、サンプル問題とチャプターの関係です。
すると、チャプター10と11は、10個のサンプル問題で問われている、チャプター8は8個、チャプター7は5個、逆にチャプター1と5は1個という風にバラけていました。
そこで、サンプル問題でより多く問われているチャプターを優先的、かつ重点的に学習することが効率的な勉強方法となります。
それを前提として、以下が勉強方法例です。
以下を3セット繰り返す。エビングハウス忘却曲線の考え方から、次の日、3日後、7日後を復習の機会とする。最後、試験前に、4回目の復習として全体を流す。
- 全体像理解のため、Check your understanding を先に通読(各チャプター1ページ程度に要約されている)
- 質問数の多いチャプターに関するサンプル問題から解く。
- サンプル問題から関連するテキストを読む
公認会計士試験を受験したときの受験テクニックですが、復習の機会は、早いほど定着率が高く、かかる時間も短くなります。
時間がたってから、もう一度復習すると、内容を覚えていないので時間がかかりますよね。
これらは、受験テクニック的な話で、実際は、サンプル問題が多いところは、プロフェッショナルとして知っておくべき重要なところ、と捉えるべきです。
資格試験ということに捉われるのではなく、その先を見て、僕の場合は、サステイナビリティが企業価値に影響を与えることを社会に理解してもらい(サステイナビリティのメリットを発信する)、社会が変わる一助となる、ことを目的としているので、その観点を忘れないようにすることが大切です。